内定者インタビュー

農業生産科学科

農林水産省 植物防疫所 内定

門 菜月さん(大阪府立茨木高校出身)

海外からの病害虫の侵入を防ぐために、全国の海港・空港で輸入検疫を行う機関に内定しました。業務では、諸外国の要求に応じた輸出検疫から、重要病害虫の蔓延を防ぐための国内検疫、未承認遺伝子組み換え作物混入の検査、病害虫のリスク分析や防除方法の調査研究までを行います。この職種を志望したきっかけは、2年生で大学主催の農林水産省の説明会に参加したことです。実家が農家で毎年、病害虫被害に悩まされていたのを目にし、自分の研究で病害虫予防をしたいと考えていました。研究と公務員試験対策の両立は大変でしたが、学内の公務員試験対策講座で効率的に勉強できたおかげで結果が出せました。

門菜月さん(大阪府立茨木高校出身)

水産学科

株式会社アワーズ 内定

元井 結子さん(大阪府立三島高校出身)

幼少時からイルカの調教師になることが夢で、全国の水族館・動物園に照準を絞って就職活動をしました。就職活動をスタートする前に、学芸員の資格コースを学内で受講してから動物園での実習に取り組んだほか、潜水業務に必須の潜水士の資格も取得。卒業研究では、魚類と藻類を同じ水槽内で養殖することで、給餌と水質浄化を効率よく循環させる複合養殖について研究。それによってSDGsへの関心が高まり、持続可能なパークをめざす「アドベンチャーワールド」を運営するアワーズを志望しました。今後は、大学で研究したことを企業内のあらゆる業務で発揮し、多くの人に生き物の魅力を伝えていきたいと思っています。

元井結子さん(大阪府立三島高校出身)

応用生命化学科

雪印メグミルク株式会社 内定

山本 大樹さん(神奈川県立大磯高校出身)

企業研究によって社会にはあらゆる職種があること、そしてそれぞれが重要な責任を果たしていることを実感。さらに数々の業界説明会に参加したことで、自分に合った企業が見えてきました。特に食品業界では、低額の商品を売るのにもアイデアを出す努力を惜しまない姿勢に感銘を受けました。就職活動では、学生支援課でのエントリーシート添削がスムーズに受けられて、とても助かりました。また、食品企業をめざす友人が多かったことで情報交換ができ、励まし合えた点も心強かったです。入社後は、営業としてBtoBの大きな取引をし、乳製品で多くの人の幸せと健康に貢献したいです。

山本大樹さん(神奈川県立大磯高校出身)

環境管理学科

京都府庁 内定

大川 竣也さん(大阪府立枚方高校出身)

公務員試験に備えるために、3年前期から公務員試験対策講座を受講しました。先生から個別にもわかりやすく教えていただき、模試でレベルチェックもできました。また、学生支援課による面接講座も受け、外部の方による模擬面接を体験。講座では、面接する側とされる側の両側を体験することで理想的な受け答えの仕方がわかり、本番につなげることができました。内定先では、林業復興のための企画立案や調査研究、きのこなどの林産物の生産流通の支援、治山事業などに携わります。林業は数十年先を見据えていく仕事。幅広い知識で森林全般を網羅し、誰からも信頼される林業の職員をめざしていきます。

大川竣也さん(大阪府立枚方高校出身)

バイオサイエンス学科※

大正製薬株式会社 内定

正木 裕登さん(兵庫県立尼崎北高校出身)

3年生の6月から製薬会社に的を絞って、9社のインターンシップに参加しました。4年生を中心とした、さまざまな大学からの参加者と情報交換をする中で、製薬会社でも扱う薬品によって営業先が異なることがわかり、自分の方向性を早くから考えることができました。また、インターンシップや数々の面接を通して、コミュニケーションに重要なのは話す力よりも、聞く力、伝える力、考える力が必要だと気づき、自分自身の成長につながりました。これらの能力は営業マンとしてはもちろん、一社会人として認められるためにも大切なものです。今後もその能力を磨き、さまざまなチャレンジをしていきたいと思っています。

正木裕登さん(兵庫県立尼崎北高校出身)
※2019年4月、生物機能科学科に名称変更