教員紹介

河 昇彬

河 昇彬
特任講師
所属 国際学部 国際学科 東アジア専攻
学位 博士(政治学)
専門 デジタル行政、デジタル社会、日韓比較
ジャンル 各国事情/アジア・オセアニア
コメント 日本の行政や社会のデジタル化の研究と共に、政治・経済・社会・文化などの様々な分野の日韓比較を行っています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/sungbinha

自己紹介

韓国・釜山に生まれ、幼少期を日本の仙台で過ごしました。その後、再び釜山に戻り高校卒業までを過ごした後、ソウルの韓国外国語大学へ進学し、修士課程まで修めました。博士後期課程からは神戸大学に入学し、以来、関西を拠点に研究・活動を行っています。日韓双方で人生の約半分ずつを過ごしたことに加え、米国や中国での滞在経験も有しており、多角的な視点から両国を見つめてきました。
専門は政治学で、主に日本の政治過程における「電子政府」や「デジタル社会」の形成プロセスを分析対象としています。特に「なぜ日本のデジタル化は遅れたのか」という問いを核心テーマに据え、日韓比較の観点から政策分析を行っています。
また、研究活動の傍ら、20年以上にわたり日韓国際会議通訳士としても実務に携わってきました。数多くの国際会議やイベントの現場で培った経験や知見を、学生の皆様にも還元できればと考えています。

学生へのメッセージ

大学生活は、自分で立てた目標に向かって試行錯誤し、チャンスを自分の手で手繰り寄せるプロセスそのものです。4年間という時間は、何もしなければ短く、意志を持って動けば驚くほど濃密な時間になります。
「将来どうなりたいか」「そのために今なにをすべきか」。その答えが見つからず悩むこともあるでしょう。そんな時こそ、遠慮なく教員やスタッフを頼ってください。私たちや大学の施設をフル活用して相談し、議論できるのは、学生だけに許された贅沢な特権です。社会に出れば、独力での解決を求められる場面が増えます。だからこそ、失敗が許されるこのキャンパスで、周囲を巻き込みながら自分の課題に向き合ってください。その能動的な姿勢こそが、有意義な学生生活を作る鍵となります。

主要科目

異文化理解
日韓映像翻訳
日韓文献翻訳
韓国近現代史
セミナー

ゼミ紹介

政治学博士かつ現役の国際会議通訳士という独自の視点を持つ教員と共に、現代の日韓関係を「政治・行政」「デジタル社会」「大衆文化」という複合的なレンズを通して分析します。単なる印象論にとどまらず、具体的な社会現象やデータに基づき、両国のリアルな姿を比較・検証することを目的とします。また、その上で「通訳・翻訳」などの言語をメインにした分野に関しても経験し、結果を作り上げていきます。
硬派な政策論からエンターテインメントまで幅広いトピックを扱いながら、既存の枠組みにとらわれない複眼的な思考力を養い、日韓の「今」を深く知りたい意欲的な学生を歓迎します。

学歴/経歴

学歴

  • 2012年4月 - 2018年9月
    神戸大学 大学院法学研究科
  • 2009年3月 - 2011年8月
    韓国外国語大学 国際地域大学院
  • 2001年3月 - 2009年2月
    韓国外国語大学 商経学部
  • 2007年4月 - 2008年3月
    山口大学 経済学部
  • 2003年1月 - 2003年12月
    南カルフォルニア大学 語学学校
  • 1997年3月 - 2000年2月
    韓国釜山 錦城高等学校

経歴

  • 2026年4月 - 現在
    近畿大学 国際学部 国際学科 特任講師
  • 2022年4月 - 現在
    近畿大学 情報学部 非常勤講師
  • 2020年7月 - 現在
    韓国外国語大学 日本研究所 招聘研究委員(政治学)
  • 2020年4月 - 現在
    神戸女学院大学 非常勤講師
  • 2017年4月 - 現在
    神戸韓国教育院
  • 2000年2月 - 現在
    日韓国際会議同時通訳士・翻訳士
  • 2023年9月 - 2025年3月
    芦屋大学 非常勤講師
  • 2019年4月 - 2021年3月
    兵庫県立西宮香風高等学校 非常勤講師
  • 2018年10月 - 2020年9月
    神戸大学 大学院法学研究科 政治学専攻 研究員
  • 2016年8月 - 2018年10月
    神戸市 市長室 国際課 非常勤職員

研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 国際関係論
  • 人文・社会, 政治学

研究キーワード

日韓関係論, 電子社会, 電子政府

論文

  1. 韓国における政治的な議論の場の研究‐-オンラインコミュニティを中心に-
    河昇彬; 文昶允
    日韓国際学術研究  (3)  45-63  2025年3月  [査読有り]
  2. 在日次世代の韓国語教育の必要性に関する研究―関西地域のアンケート調査を基に
    文昶允; 河昇彬
    日本研究  (88)  67-85  2021年6月  [査読有り]
  3. 小渕政権における電子政府化政策の分析 : 情報化のドクトリンの観点から
    河 昇彬
    六甲台論集. 法学政治学篇  67  (1・2)  105-124  2021年3月20日 

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書籍等出版物

  1. はじめて向きあう韓国 , 浅羽祐樹 , p.57コラム「なぜ韓国はキャッシュレス先進国になれたのか?」 , p.57コラム「なぜ韓国はキャッシュレス先進国になれたのか?」 , 法律文化社 , 2024年10月
  2. 公共政策学事典 , 日本公共政策学会 , 第8章3-1「電子政府」3-2「電子自治体」3-3「中央政府のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」 , 第8章3-1「電子政府」3-2「電子自治体」3-3「中央政府のDX(デジタル・トランスフォーメーション)」 , 丸善出版 , 2024年10月
  3. 차세대 재외동포정책 개발을 위한 실태조사: 미국, 일본지역 차세대 단체를 중심으로 , 이진영, 박미화; 이승은; 김웅기; 하승빈 , 제3장「차세대 재일동포」 제4장「정책제언」 , 제3장「차세대 재일동포」 제4장「정책제언」 , 재외동포재단 , 2021年4月

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講演・口頭発表等

  1. イノベーション政策としての著作権法の立法過程―フェアユース制度導入の日韓比較分析― , 河 昇彬; 京 俊介 , 日本公共政策学会2025年度研究大会 , 2025年6月14日
  2. 韓国における政治的議論の場の研究-オンラインコミュニティを中心に , 文, 昶允; 河, 昇彬 , 2023年日韓国際学 術学会第3回研究会 , 2024年6月
  3. 日韓における初期電子政府化政策の比較 , 河昇彬 , 立命館大学コリア研究センター第124回月例研究会 , 2022年12月16日

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MISC

  1. シンポジウム「韓日関係の現況と課題」リポート , 河 昇彬 , Korea today : monthly visual message magazine , 47 , 12 , 4 , 7 , 2022年12月
  2. 「韓半島を巡る国際情勢の展望セミナー」リポート , 河 昇彬 , Korea today : monthly visual message magazine , 46 , 11 , 8 , 11 , 2021年11月
  3. 社会と行政の電子化の日韓比較 : なぜ韓国は成功し、日本は失敗したのか , 河 昇彬 , Korea today : monthly visual message magazine , 46 , 9 , 2 , 5 , 2021年9月

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