教員紹介

大村 吉弘

大村 吉弘
教授
所属 国際学部 国際学科 グローバル専攻
グローバルエデュケーションセンター
学位 Ph.D.
専門 英語教育
ジャンル 社会/教育・学校・語学
コメント 第2言語習得における、留学、リーディングなどの効果について。
リサーチマップ https://researchmap.jp/read0193416

自己紹介

生まれも育ちも神戸、と言いたいところですが、神戸市との境にある郡部出身です。兵庫県の高校英語教員を4年で退職し、英語教育の勉強のためアメリカへ。「田舎」の方が落ち着いて勉強できるので、ウエストバージニア、テキサス、ペンシルバニアと約10年を過ごし、関西に戻ってすでに10数年が経ちました。今も国際交流の仕事で、毎年海外へ数回出かけます。近畿大学がさらにグローバルな大学となるよう、日々頑張っています。

学生へのメッセージ

近畿大学に在籍している間に、「これだけはやり遂げた」と自信を持って言えるものを見つけてください。あるいは、既に見つけた人はそれを大いに発展させることを願っています。なぜなら、何かをつかんだ、身につけたという実感が自分に自信を持つ事につながるからです。自信を持って国際化社会を生きる第一歩が、この近畿大学での学生生活であれば良いと切望しています。

主要科目

Language Teaching Theories
ESL Linguistics
Early English Education

ゼミ紹介

教室での学習においては、第二言語の習得に興味のある人を対象に、第二言語習得理論、教授法、諸外国での実践、留学等について、発表・ディスカッションを中心とした学習を展開します。また、「留学」という皆さんの体験を生かし、海外からの留学生の受け入れ活動・交流をはじめ、学内外で国際交流を深める方策についても探求・実践していきます。

研究活動情報

研究分野

  • 人文・社会, 外国語教育

研究キーワード

留学, 第二言語習得, 外国語教育, 早期英語教育

論文

  1. 北米と日本におけるバイリンガル教育、イマージョン教育ー歴史、現状、今後の展望-
    大村吉弘
    Journal of International Studies  7  1-16  2022年6月  [査読有り]
  2. 英語に未来時制はあるのか―中高の時制とアスペクト指導における提言―
    大村吉弘
    近畿大学教育論叢  33  (1)  53-63  2021年9月20日  [査読有り]
  3. 英文法と英語教育:現在完了形再考
    大村 吉弘
    Journal of International Studies  2  1-16  2017年11月  [査読有り]

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書籍等出版物

  1. 認知と社会の語用論:統合的アプローチを求めて , 大村 吉弘 , 第1章 , 第1章 , ひつじ書房 , 2010年7月
  2. 小学校英語教育の展開-よりよい英語活動への提言 , 樋口忠彦; 他; 田邉 義隆; 大村 吉弘 , 研究社 , 2010年6月
  3. これからの小学校英語教育ー理論と実践ー , 研究社 , 2005年

講演・口頭発表等

  1. ポストコロナ大会としてのNAFSA大会参加を振り返って , 大村吉弘 , NAFSA振り返りウェビナー , 2022年8月9日
  2. コロナ禍におけるOutbound(送り出し)の現状と今後の展開について , 大村吉弘 , JAFSA特別ウェビナー2021 , 2021年6月25日
  3. 英語に未来形はあるのかー英語の時制とアスペクトー , 大村吉弘 , 英語授業研究学会関西支部第281回例会 , 2020年12月19日

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MISC

  1. 英語教育・リサーチのすすめ:小学校から英語を始めた生徒の中学以降の英語力を調べたい , 大村 吉弘 , 英語教育 , 30 , 33 , 2010年8月
    概要:技能面や情意面において、小学校英語経験者と非経験者に違いがあるかどうかを検証する手法を解説した。ANOVAを用いて、技能面の比較をし、情意面においてはアンケート調査に基づいて因子分析を行う手法を示した。
  2. 中学入学以前の英語学習経験が高校生の情意面に及ぼす影響 , 樋口 忠彦; 田邉 義隆; 大村 吉弘; 下 絵津子; 加賀田 哲也 , 英語授業研究学会紀要 Journal of Teaching English , 18 , 47 , 79 , 2009年7月
  3. 小学校英語学習経験者の追跡調査と小・中英語教育への示唆 , 大村 吉弘; 下 絵津子 , 英語教育 , 58 , 69 , 2008年10月
    概要:小学校英語教育経験者と非経験者を比較し、中学時代の技能面・情意面について比較したものである。小学校1年からのグループ、3年生からのグループ、非経験者を比較したもので、小学校1年生から学習を始めたグループは中学に入ってから非経験者と同じクラスで足踏み状態になるため、モチベーションが下がり、技能面でも追いつかれていくことがわかった。

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 第2言語習得
  2. Second Language Acquisition
  3. second language acquisition