教員紹介
- 澤邊 昭義
- 准教授
所属 |
農学部 応用生命化学科 農学研究科 |
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学位 | 工学博士 |
専門 | 生物環境学、毒性学、分析化学 |
コメント | 「生命と環境を守る」をテーマに、化粧品や食品の安全性や有用性評価を行っています。また有用植物資源を対象に、クローン技術を用いて有用植物から香料生産や機能成分生産を実施しています。 |
リサーチマップリンク | https://researchmap.jp/read0185893 |
学歴/経歴
学歴
- - 1991年
近畿大学 大学院 工学研究科 - - 1991年
Kinki University Graduate School, Division of Engineering - - 1985年
近畿大学 理工学部 - - 1985年
Kinki University Faculty of Science and Engineering
経歴
-
2007年 - 2011年
独立行政法人 国立環境研究所 客員研究員(兼任) -
1999年 - 2000年
近畿大学農学総合研究所 助教授 -
1999年 - 2000年
Institute for Comprehensive Agricultural Sciences, -
1996年 - 1999年
近畿大学農学総合研究所 講師 -
1996年 - 1999年
Institute for Comprehensive Agricultural Sciences, -
1993年 - 1996年
近畿大学農学総合研究所 助手 -
1993年 - 1996年
Institute for Comprehensive Agricultural Sciences, -
1991年 - 1993年
米国マサチューセッツ工科大学 博士研究員 -
1991年 - 1993年
マサチューセッツ工科大学 -
Kinki University
研究活動情報
研究分野
- ライフサイエンス, 生物有機化学
- ライフサイエンス, 構造生物化学
- ナノテク・材料, 生体化学
- ナノテク・材料, 生物分子化学
- 環境・農学, 環境材料、リサイクル技術
- 環境・農学, 環境負荷低減技術、保全修復技術
研究キーワード
食品添加物, 生物活性物質, 化粧品, 食品, 植物, バイオアッセイ, メタローム, 環境ストレス, 香料, 分析, 分離, ファイトレメディエーション, 環境浄化, 重金属, Phytoremediation, Food additives, Bioactive compounds, Cosmetic, Food, Plants
論文
- 1) ゴマペプチドによる血圧降下作用に関するメタアナリシスを含むシスマティック・レビュー , 澤邊 昭義 , 薬理と治療 , 52 , 5 , 589-609 , 2024年5月 , 査読有り
- Effects of Astaxanthin, Lutein, and Zeaxanthin on Eye-hand Coordination and Smooth-pursuit Eye Movement after Visual Display Terminal Operation in Healthy: A Randomized, Double-blind Placebo-controlled Intergroup Trial , 澤邊 昭義 , Nutrients , 15 , 1459 , 2023年3月 , 査読有り
- NMN(Nicotinamide Mononucleotide)含有食品の肌機能に及ぼす効果および安全性の検討 —プラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験— , 澤邊 昭義 , 薬理と治療 , 51 , 1 , 75-87 , 2023年1月 , 査読有り
書籍等出版物
- クワンソウ由来ヒプノカリス®含有食品の睡眠改善効果,「眠りの科学とスリープテック」 , 澤邊昭義; 竹田竜嗣 , バイオテクノロジーシリーズ (108頁~113頁),シーエムシー出版(ISBN978-4-7813-1727-4) , 2023年3月
- NMNの秘密 , インタビュー; 澤邊昭義 , 栄養書庫,株式会社ニュートリエントライブラリー , 2022年11月
- 3種のスパイス種子に含まれる成分のアンチエイジング効果,「スパイス・ハーブの機能と応用」 , 澤邊昭義 , 食品シリーズ (289頁~298頁)、シーエムシー出版(ISBN978-4-7813-1521-8) , 2020年10月
講演・口頭発表等
- 摘果柿に含まれる機能性成分の有効利用 ―エマルションを用いた高齢者用食品の風味の劣化抑制効果― , 澤邊 昭義; 吉岡 佐知子 , 第64回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 , 2020年10月
- ナツメジュースに含まれる機能性成分の探索 , 澤邊 昭義; 田中 文人 , 第64回香料・テルペンおよび精油化学に関する討論会 , 2020年10月
- 高麗人蔘のアンチエイジング効果 , 澤邊 昭義 , 第74回日本栄養・食糧学会大会 , 2020年5月
作品等
- 有用植物資源中の機能性物質の探索 , 1997年
- Ivestigation of functional molecules in useful plant resources , 1997年
- 未利用植物資源のアンチエイジング効果の科学的評価 , others
MISC
- NMNの秘密 , インタビュー; 澤邊昭義 , ニュートリエントライブラリー , 1 , 28 , 2022年11月
- メルローワインおよびその残渣のポリフェノール類のアンチエイジング効果 , 田中 文人; 澤邊 昭義; 山盛 拓馬; 竹田 竜嗣; 岸本 賢治 , 日本栄養・食糧学会大会講演要旨集 , 75回 , 83 , 83 , 2021年7月
-
クエン酸およびもろみ酢含有飲料の精神的ストレス緩和作用の検証 ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験
, 又吉 壮輝; 照屋 潤二郎; 照屋 隆司; 山下 敦之; 澤邉 昭義; 近藤 澄夫; 津吉 哲士; 竹田 竜嗣 , 薬理と治療 , 48 , 7 , 1241 , 1249 , 2020年7月
概要:もろみ酢と、もろみ酢に大量に含まれるクエン酸について、単調な事務作業負荷による精神的な疲労(ストレス)に対する緩和作用を調べるために、疲労の主観的評価項目であるVASと唾液中のストレスマーカーであるクロモグラニンAを指標に用いて、一過性の作業ストレスに対する精神的疲労度を評価した。試験デザインは、ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間試験とした。スクリーニング検査には100名が参加し、51名を選抜した(もろみ酢飲料摂取群17名、クエン酸飲料群17名、プラセボ飲料群17名)。試験食品を2週間摂取後来院させ、その後、内田クレペリン検査によるストレス負荷を実施し、実施前後で唾液中のクロモグラニンA、VASによる主観評価、Chalder Fatigue Scale、POMS2を実施した。その結果、もろみ酢含有飲料およびクエン酸含有飲料を摂取すると一時的な作業による「疲労感」や「倦怠感」が有意に軽減された。また、唾液中のストレスマーカーであるクロモグラニンAにおいても、プラセボ飲料と比較してクエン酸飲料が有意に減少し、プラセボ飲料と比較してもろみ酢飲料においては、減少傾向が認められた。
産業財産権
- 紅花のエストロゲン様作用を有する抽出物を配合してなる化粧料 , 澤邊昭義, 米虫節夫, 山口隆司, 高橋一弘
- アテローム性動脈硬化抑制剤ならびにこれを含む食品および医薬
- 毛状根を用いたメロン香気成分,その製造法および用途
受賞
- 2014年3月, 優秀論文賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 近畿大学, 近畿大学 21世紀研究開発奨励金, 健康長寿・未病効果が期待できる新たな機能性食品の開発をめざした実践研究
- 近畿大学, 近畿大学 21世紀研究開発奨励金, 高付加価値化をめざした食用資源の健康長寿・未病効果の科学的評価
- 近畿大学, 近畿大学 21世紀研究開発奨励金, 汚染土壌の汚染源調査と環境調和への検討