文芸学部

文芸学部で取得できる免許状の種類

中学校一種免許状

高等学校一種免許状

文芸学部が目指す教師像

文芸学部では「近畿大学における教員養成の理念と目的」に基づき、学部独自の教育理念を活かし、特に次のような教師の育成を目指します。

1. 実践力と創作力を兼ね備えた国語教師
   文芸学部では、文学科（日本文学専攻）と、芸術学科（舞台芸術専攻）で国語系教員を養成しています。本学部は一般の文学部とは異なり、「文芸」を称している点に特色を持ちます。つまり、単に文学の「消費者」であるだけでなく、「生産者」でもあるべく、多くの現役作家・芸術家を教員として迎えています。教員養成でも、こうした本学部の特長を最大限に活かし、豊かな実践力と創作力を兼ね備えた国語教師の育成を目指します。
2. 実践的な英語力を持つ英語教師
   文芸学部では、文学科英語英米文学専攻で英語系教員を養成しています。専攻では、英語関連の専門教育を重視するとともに、併せて実用的な英語力の獲得にも力を入れ、国際社会で活躍できる人材の育成に力点を置いています。教員養成でも、このような「実践的な英語力」を持ち、生きた英語教育が展開できる英語教師の育成を目指します。
3. 高い創作力に裏打ちされた芸術教師
   文芸学部では、芸術学科（造形芸術専攻）で芸術系教員（美術、工芸）を養成しています。この専攻では、個性を活かした独創的な表現力の養成を目指し、理論と実践のバランスの取れたカリキュラムに基づいて教育を推進しています。そして、創作だけにとどまらず、発表の機会も多く持つことで客観的な視野を広げることができるよう努めています。教員養成でも、自らの高い創作力に裏打ちされた芸術教師の育成を目指します。
4. 幅広い視野と洞察力を持った社会系教師
   文芸学部では、文化・歴史学科で社会系教員（社会、地歴、公民）を養成しています。この学科では、徹底した少人数教育を通じ、過去と現在の社会と文化の本質を実証的に捉え、論理的に説明することを目的にしています。それには幅広い視野と、深い洞察力を持って人々の営みを検証していくことが必要になります。教員養成でも、そうしたものの見方・考え方を自ら実践でき、また指導できる社会系教師の育成を目指します。

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