総合社会学部

総合社会学部で取得できる免許状の種類

中学校一種免許状 高等学校一種免許状
社会 地理歴史 公民
総合社会学科 社会・マスメディア系専攻
心理系専攻
環境・まちづくり系専攻

総合社会学部が目指す教師像

総合社会学部では「近畿大学における教員養成の理念と目的」(前掲)に重点を置きながら、学部独自の教育理念を活かしつつ、特に次のような教師の育成をめざします。

  1. 現代世界の諸問題をさまざまなスケールから捉え、その解決に寄与できる教師
    総合社会学部では、『地球規模の大規模異変』から『世界的な格差社会の拡大』、そして『新ネット社会の到来』にいたるまで、現代世界を取り巻くさまざまな社会問題を研究対象としています。これらの問題は、一個人のこころの問題から地域社会のむすびつきの問題へと、そして地域社会の問題から一国スケールの問題へと、さらにはインターナショナル・スケール、グローバル・スケールへと、さまざまなスケールの問題が複雑に絡み合っているところに難しさがあります。教員養成でも、現代世界の諸問題を大きさの異なる空間スケールから多面的に考察でき、その解決に寄与できる社会科教師の育成をめざします。
  2. 文理融合的で、総合的な知識と思考力を身につけた教師
    総合社会学部では、複雑な現代世界の諸問題を総合的に考察するため、社会学から心理学、環境学、そしてマスコミ学にいたるまで、文理が融合した学際的なカリキュラムを組んでいます。特定の学問領域にとどまらない、幅広いものの見方・考え方は、現代世界の諸問題の本質を捉え、その対策を考える際に不可欠なものです。教員養成でも、文系的発想と理系的発想とを併せ持ち、総合的な知識と思考力に裏打ちされた社会科教師の育成をめざします。
  3. 高い語学力を備えた国際性あふれる教師
    総合社会学部では、国際社会で実際に活躍できる人材を育成するべく、異文化間理解を深め、コミュニケーション能力を高めさせることを目的に、外国語の修得単位数を多めに設定して語学教育に力を入れています。また、「語学-教養-専門」を三位一体のものと捉え、授業内容を相互に関連させることにより、「本物の語学力」の育成を指向しています。教員養成でも、実際に使える語学力を備え、国際感覚を身につけた社会科教師の育成をめざします。
教職教育部に関するご質問・ご意見

E-mail:kyousyoku@itp.kindai.ac.jp

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