教職課程の履修について
(注:以下は本部キャンパス各学部と農学部の2024年度新入生を対象とした説明です。他キャンパスの学部や他学年の人は内容が一部異なりますので自分の入学した学部や年度にあわせた『教職課程履修要項』を熟読してください)
1.教職課程とは
本学教職課程は、本学卒業後に中学校または高等学校の教員を志望する学生のために、教育職員免許状を取得するのに必要な資格を修得させることを目的とし、近畿大学学則第15条および近畿大学短期大学部学則第12条に基づいて開設され、その運営は教職教育部が担当しています。
2.履修のための手続き
- 教職課程の新規履修希望者は、履修開始時に行われる「教職課程履修ガイダンス」に出席し、その後、教職課程の履修登録を行わなければなりません。「教職課程履修ガイダンス」は、履修を開始する年度に1度だけ出席すれば次年度以降は出席する必要はありません。このガイダンスで、教職課程の履修の仕方の概要を説明します。
- 教職課程の履修は、1年次から始まります。2年次からの履修開始も可能ですが、修得すべき科目数が多く、また本学では教育上、履修制限を定めていますので、履修開始が遅くなればなるほど、卒業までに所定の単位を取り終えることが困難になります。予め承知してください。なお、3・4年次からの履修では、在学中の免許状取得は事実上不可能になります。
- 「教職課程履修ガイダンス」に出席した学生は、まず最初に、「教職入門」という授業を履修して合格しなければなりません。教育と学校の教師の基礎について学ぶことによって、自らの教職への意志と学習意欲をしっかり確認するとともに、基礎知識を獲得して、その後の教職科目の学習へとつなげなければなりません。「教職入門」を修得した学生のみが、その他の「教育の基礎的理解に関する科目」等を履修することができます。
3.教職課程の受講料
教職課程の受講料は、履修年度ごとに10,000円が必要です。受講料の納入は、証明書発行サービスで行い、翌日よりWEB履修登録が可能になります。受講科目の履修登録は年度ごとに行うことが必要です(教育実習も本学教職課程の科目であり、受講科目としての履修登録と、教育実習の申し込み手続きが必要です)。詳しくは掲示をご確認下さい。
教職課程の履修を第2セメスターから開始する場合、あるいは第1セメスターで「教職入門」を修得できず、再履修となった場合、1年次の「教育の基礎的理解に関する科目」の履修は「教職入門」のみとなりますので、予め了解してください。なお、「教科に関する専門的事項」科目は、これにかかわらず履修可能ですので、1年次から履修可能な授業を履修することができます。
また、教育実習および介護等体験には、別途、費用が必要になります。
4.履修登録について
教職教育部開講科目は、登録期間に履修登録することにより、履修が可能となります。したがって、WEBでの履修登録の際、登録(確定)ボタンの押し忘れ等のために登録期間中に履修登録しなかった科目については、講義を受け、試験を受けても単位の修得は認められません。
WEB履修登録では、科目を登録した翌日に反映され登録状況メッセージ(エラーメッセージ)が表示されます。 「正しく履修登録できているか」、「エラーメッセージがないか」を必ず確認してください。
正しく履修登録された科目のみが成績評価されますので、必ず「学生時間割表」をプリントして、各自保存してください。
履修登録方法および履修登録後の確認については「各学部履修要項」、「WEB履修登録操作手順書」を参照してください。
5.ガイダンスの出席について
教員ならびに事務担当者によるガイダンス等が卒業時までに何度か実施されます。これらも各科目の単位修得と同様、ガイダンス出席が免許状取得の必須条件としていますので、欠席は認めていません。教職教育部では年間の計画が立てられるよう免許状取得に必要なガイダンスの開催日程は毎年4月に予定表を掲示します。日程を確認して必ず出席してください。ただし、以下の欠席理由で指定する証明書が提出された場合に限り検討しますので、速やかに担当教員へ申し出てください。
提出が必要な書類
- 傷病の場合(期間が記載された医師の診断書)
- 忌引の場合(日程等が証明できる書類。複写可)
- 授業の場合(履修状況が確認できる書類)
- 本学大学院入試と重なった場合(受験を証明できる書類)
- 大学公認学生団体の試合参加等の場合(スポーツ振興センターまたは学生部学生課)
- 就職活動による欠席は原則認めません。
- ガイダンス(教育実習最終試験を含む)を無断欠席したため、免許状が取得できなくなることもあります。毎年4月に掲示または配信されるガイダンス予定表を必ず確認してください。
各ガイダンスの具体的な開催案内については、掲示および当ホームページ中の「近畿大学教職教育部ブログ」でお知らせします。
6.取得可能な免許状の種類
各学部で取得可能な免許状の種類については、以下を参照してください。
教職教育部に関するご質問・ご意見
E-mail:kyousyoku@itp.kindai.ac.jp