介護等体験感想文

Aさん

Q. 体験を行って感銘を受けたことはどのようなことでしたか。

感銘を受けたことは、体験中様々な方に出会いましたが、認知症の方などでコミュニケーションが取りにくい方でも少しずつ話をしていけばだんだん心を開いて下さったことや、1日目にデイケアでお話をした利用者の方が3日目に会った時も名前を覚えて下さったこと、最終日には私の似顔絵を書いてくださったり、手芸を作って来て下さったり、「頑張って先生になって生徒さん連れてまた見学に来てや」とか「元気でね」などとてもあたたかい方ばかりで逆に私の方が元気をもらっていました。この5日間で人と関わることの喜び、幸せを改めて実感しました。

Q. 体験中に失敗したことや注意を受けたこと、あるいはとどまったことはありましたか。具体的に書いてください。

体験中に注意を受けたことは利用者の方は難聴の方や聞こえにくい方がいるので、いつも大きい声でゆっくりと話すようにということです。最初の方はいつも話しているような速さと声量で話していましたが、途中からはわかりやすいように話すことを心掛けていました。

Q. 体験を通してあなたはどのようなことを反省したり、学んだりしましたか。具体的に書いてください。

この体験を通して私が一番学んだことは、それぞれの人にあった環境を設定することがとても大切だということです。例えば左半身がまひの車いすに乗った方をリハビリのためベッドに移ってもらうときは、右半身をベッド側にするように車いすをベッドにつけることなどです。環境設定を間違えると実際は出来ることができなかったり、できていたことができなくなったりするそうです。これは生徒に対しても同じだということを教えて頂きました。それから毎日新しいことの連続で視野が広がってやはり私は人と関わることが好きだということを実感しました。

Q. 今後、介護等体験に行く学生にアドバイスがあれば書いてください。

この施設のデイケアサービスを利用されている方は毎日違います。だからデイケアで実習する日は数日あるのですが、その度に自己紹介があります。一度自己紹介をしたからと言って、違う日に「この前もしたのに」と言った学生がいたらしいです。こちらは実習させてもらっている側ですので、きちんと職員さんの支持に従ってください。

教職教育部に関するご質問・ご意見

E-mail:kyousyoku@itp.kindai.ac.jp