学部長挨拶

生物理工学部は、1993年の創設以来、30年以上にわたり、近畿大学の建学の精神「未来志向の実学教育」と「人格の陶冶」のもと、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成をめざして、理学、工学、農学、医学の境界領域において、教育と研究に邁進してまいりました。開設当初は生物工学科、電子システム情報工学科、機械制御工学科の3学科体制でしたが、時代のニーズに応えるため現在では生物工学科、遺伝子工学科、食品安全工学科、生命情報工学科、人間環境デザイン工学科、医用工学科の6学科体制へと発展を遂げています。

学部と大学院を合わせて約2,000名の学生諸君が切磋琢磨し、卒業後は医薬品業界、食品業界、IT・情報通信業界、各種製造業、医療業界をはじめ様々な分野で活躍しています。本学部の直近の就職率*は96.7%であり、多くの優良企業や医療機関に就職しています。

多様性とSDGsが求められる現代社会において、本学部の学際的な学びは、ますます重要性を増しています。緑豊かな紀伊山地に抱かれた風光明媚なキャンパスで、皆さんの無限の可能性を一緒に開花させていきましょう。

学部長

加藤 暢宏
NOBUHIRO KATO
近畿大学生物理工学部長/医用工学科 教授
専門分野:微細加工、微小流体工学、計測工学
学位:博士(工学)