電子情報工学コースについて
教育・研究目標
高度情報通信社会を支える人材育成の要請に応えるべく、電子工学・情報工学・計測制御工学・知能工学の分野において幅広く活躍できる技術者の育成を目指しています。このような教育理念のもと、現代の社会や産業の基盤となるような複雑なシステムを設計・構築し、かつ運用するために、電子工学・情報工学・計測制御工学・知能工学を基盤とした洞察力やシステム設計能力を備えるとともに、これらの工学分野の知識を横断的に身につけ、柔軟性とバランス感覚を持った技術者を育成することを教育目標としています。
カリキュラム編成上の特色
現代社会は人間と自然と機械とAIが調和して機能する複合体です。このような社会を支える複雑なシステムを設計・構築し、運用するためには、自然界に働きかけるハードウエアを製作するための電子工学、そのハードウエアを有効に機能させるソフトウエアを開発するための情報工学、さらには、これらを統合した技術で構築したシステムの状態を観測し、適切に運用するための計測制御工学、AIを軸としたヒューマンインターフェース技術やコンピュータネットワーク技術の知識と技術が必要となります。電子情報工学コースでは、これら電子工学・情報工学・計測制御工学・知能工学を技術横断的に融合した分野の研究・教育を行なっています。電子工学・情報工学・計測制御工学・知能工学における広範な分野の専門家である教員スタッフが互いに協力し研究を行ない、現代社会を支えるシステムを設計・構築・運用するエキスパートを育成します。
大学院博士後期課程ではさらに高い専門能力を養成します。