情報コースについて
教育・研究目標
高度情報化社会の構築と発展に貢献するため、情報システム・情報メディアの分野における基礎から応用までの幅広い知識と技術を身につけた技術者の育成を目指しています。この教育理念のもと、現代社会や産業における複雑な課題を深く洞察し、それらを解決する高度情報処理システムを設計・構築・運用するために、情報数理学・情報メディア工学を基盤とした解析・分析力やシステム開発能力を備えるとともに、これらの工学分野の知識を広く身につけ、柔軟性とバランス感覚を兼備する技術者を育成します。
カリキュラム編成上の特色
情報コースは「情報数理」と「情報メディア」を2つの柱として、教育・研究を幅広く展開しています。情報数理分野では、分野の基盤であるシステム数理学及び、生産システムなどを構築する際に必要となるモデル化及びアルゴリズムに関する高度な専門知識を修得できるようにカリキュラムを編成しています。情報メディア分野では、画像処理・音響処理・マルチメディア処理・ヒューマンインタフェースなどのメディア情報処理における先端的な技術と知識を修得できるようにカリキュラムを編成しています。これらの分野の教員スタッフは互いに協力して教育・研究を行い、また学生には、選択した分野での高度な研究活動の指導とともに、分野を横断した幅広い教育を提供しており、高度情報化社会の要請に柔軟に対応できるエキスパートを育成します。
大学院博士後期課程ではさらに高い専門能力を養成します。