学科長挨拶

生物機能科学科では、生物がもつ様々な機能に着目し、分子レベルの最先端の研究と、社会に役立つ実践的な研究を展開することによって、人類が直面する食料・医療・創薬・エネルギーなどの諸問題の解決を目指しています。具体的には、ゲノム編集技術などの遺伝子改良技術を用いた次世代動植物の創出、iPS細胞を用いた再生医療技術の開発、生物由来の有用物質を利用した創薬、光合成生物を活用した次世代バイオエネルギーの開発、エピジェネティクスを基盤とした細胞の多様性に関する研究など、動物・植物・微生物を用いた多種多様な研究を進めています。

生物には我々が知らない素晴らしい機能がまだまだ有ります。生物の新たな機能を解明し、その知識を応用することによって社会に役立つ技術へとつなぐ、これこそが生物機能科学科の目指す目標です。最先端の研究・教育を通じて、我々と一緒に生物の新たな魅力を見つけ出しましょう。その上で、食品、製薬、医療、種苗などの企業で即戦力となれるチカラを本学科で身につけてください。