学科長挨拶

現在、私たちの周りには様々な環境問題が生じています。こうした環境問題は、私たち人間の活動により生じています。今世紀の中ごろには、世界人口は100憶人を突破すると予測されていることから、これから益々、環境問題が増えてくる可能性があります。将来を担う若い人たちには、より一層、地球環境を守りながら社会を発展させていくという姿勢が求められるようになると思います。

環境管理学科では、「グローバルな視点から人間と生態系の共生を目指す環境マネジメント能力を有する人材」を育成することを教育理念としています。取り組んでいる研究内容は、絶滅危惧種や生物多様性の保全、微生物による環境修復や低炭素化技術の開発、緑化、発展途上国における環境の保全と利用など、多岐にわたります。また、理系的な研究だけではなく、人や環境にやさしい経済の在り方について社会学的な研究にも取り組んでおり、多様な学生の幅広い関心にこたえることができると思います。こうした取り組みを通じて、環境と人にやさしい社会の実現に貢献できるように、研究と教育に取り組んでいます。

城島 透 TORU JOJIMA 教授
城島 透
TORU JOJIMA
教授