学科長挨拶

学の立場から生命現象を理解し社会に貢献する実学研究

本学科では生命の特徴を化学的に捉えて、社会に応用できるための教育・研究を行っています。マツタケの人工栽培や、新規酵母を使った酒類醸造、健康の維持・増進につながる食品創出だけでなく、化学合成や分析技術を駆使し、創薬にも取り組んでいます。実用化を視野に基礎から応用を想定した実学教育を重視しており、4年間を通じて、実践的な知識と技術の修得を目指します。

企業との共同研究の多さも大きな特色です。これまでに商品化を遂げた事例も数多くあり、実社会の方々と一緒に研究を進めることで、社会に役立つ研究を実感できます。とくに大学院に進学すると主体的に学会発表や共同研究先との打ち合わせに臨みますので、より強く研究と社会の接点を感じ取れます。生命、食糧、資源、環境をキーワードに、化学を通じて社会に貢献する。それを励みに頑張れる学科です。

上垣 浩一 KOICHI UEGAKI 教授
上垣 浩一
KOICHI UEGAKI
教授