環境管理学科について

環境管理学科について

概要

Vision

奈良キャンパスの恵まれた自然環境のもとさまざまな環境問題にアプローチ

奈良キャンパスの恵まれた自然環境のもとさまざまな環境問題にアプローチ

環境管理学科では、絶滅危惧種や生物多様性の保全、食品工場の環境衛生管理、環境の修復、緑化、途上国における環境の保全と利用などといった研究を展開。また、これらを具体化するための政策立案など、環境問題にさまざまな角度からアプローチし、世界を舞台に活躍できる環境マネジメント能力を持つ人材を養成します。もともと里山だった奈良キャンパスは、雑木林が残り、希少動物が生息するなど、自然との共存共栄を肌で学べる全国でも珍しい環境です。この恵まれた自然環境の中、「確かな技術を持って社会と対話し、世界を舞台に活躍する」ことをモットーに、自然界と人間社会、ローカルとグローバルなど、幅広い視野を持つ人材を育成します。

Close Up

森林を多面的な視点からとらえる「森の専門家」を育成

日本の森林面積は国土の69%を占めています。この豊かな森林は木材の生産だけではなく、国土の保全、生物多様性の保全、地球温暖化緩和、レクリエーションなどの機能を持っています。この多面的機能をさらに発揮させるため、2019年度から国の森林環境譲与税が地域に配分されます。今、地域で活躍する森の専門家が求められています。
環境管理学科では、森林を対象として生態系、森林管理、生物多様性、さらに地域振興、環境教育など、多面的な視点から教育・研究を行っています。講義では生態学や生物学を基礎に、森林科学、森林管理学、造林学などを学びます。実習では奈良キャンパスの里山をフィールドとして森林計測、生物調査を行います。また、樹木医補の資格を取得することもできます。学生が進めている森林環境教育プロジェクトでは、中学校・高校に出向いて出張授業や林業体験などを行っています。このような実践的な教育・研究を通して森の専門家を育成しています。

森林を多面的な視点からとらえる「森の専門家」を育成

間伐の実習

森林を多面的な視点からとらえる「森の専門家」を育成

里山のシロオニタケ

森林を多面的な視点からとらえる「森の専門家」を育成

吉野材市場の視察

森林を多面的な視点からとらえる「森の専門家」を育成

森林環境教育のグループワーク

学科紹介動画