進路

活躍出来る分野

環境資源や環境保全について、地球規模でのマクロ的な視野と、各地域的規模のミクロ的な視野の両方から学べるので、国際支援団体や環境関連産業、海外留学など、卒業後の選択肢は多岐にわたります。また、環境の測定・分析・利用技術、GIS利用、政策実践、NPO運営のノウハウを習得することにより、環境管理や環境監査、環境・開発コンサルタントなどをめざすことも可能。国際協力や地域資源管理分野など、世界を舞台に活躍することもでき、その進路は業界最先端へとつながっています。

目標とする資格

よりよい環境作りを実現するための改善提案や指導を行う専門家を認定する、環境管理士の資格習得をめざします。また、教職課程の所定科目の単位を修得することで、中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種免許状(理科・農業)の取得が可能です。

  • ビオトープ管理士
  • 樹木医補
  • 自然再生士補
  • 技術士補
  • 危険物取扱者[甲種]
  • 環境マネジメントシステム審査員
  • 環境計量士
  • 公害防止管理者
  • 中学校・高等学校教諭一種(理科)
  • 高等学校教諭一種(農業)
  • 学芸員

卒業論文のテーマ例

キャンパス内の里山をフィールドとした卒業論文作成をはじめ、環境問題を中心とした国内外のさまざまなテーマの論文作成に取り組んでいます。

  • 特定外来生物の侵略性評価と効果的防除手法の開発
  • フィリピン東ネグロス州に生息するマングローブ林と貝類の調査
  • フロリダバスに関する遺伝学的研究
  • 津波後の海浜生態系の回復メカニズムの解明
  • 富雄川における河川構造と食物網の解析
  • カスミサンショウウオの保全に向けた生息環境特性の解明
  • ナラ枯れが森林生態系に与える影響
  • 口永良部島噴火に対する陸域生態系の応答と回復メカニズムの解明
  • 小型球状多段土壌層法を用いた水質浄化に関する研究
  • 環境生態系の保全と微生物制御
  • 土壌並びに水質の環境修復(バイオレメディエーション)
  • 人工湿地における水質浄化機能の研究
  • 家庭における省エネ行動の規定要因分析
  • 中学生・高校生に向けた森林環境教育プログラムの開発と実践