創薬分子設計学研究室

研究課題

フラグメント分子軌道法を用いた薬物-タンパク質間の高精度相互作用解析
統計力学計算を用いた高活性化合物探索法の開発研究
in silicoスクリーニングによる新規リガンド探索
新規リガンドの合成研究

研究室紹介

新薬の創出には、有効性、安全性、体内動態など乗り越えなければならない障壁がたくさんあります。これらの課題をクリアし、一つの化合物が新薬として世に出る確率は三万分の一程度といわれています。しかも、十年以上の歳月と数百億円もの費用を要します。従って、医薬品の種になる化合物を迅速に見出し、医薬品にふさわしい性質を持つ化合物へ効率よく変換(デザイン)する手法が求められています。

計算機を用いた分子シミュレーションは、その有力な手法の一つとして期待され、近年創薬の現場でも常用されるようになってきています。私達の研究室では、分子シミュレーションを駆使して医薬品設計をアシストする手法の開発とその応用、すなわち創薬研究を行なっています。

分子シミュレーションや医薬品設計に関心、興味のある方、新薬の創出という大きな夢に向かってチャレンジしましょう!