薬学生のための模擬患者・模擬医師の会

近畿大学薬学部では、将来薬剤師を目指す薬学生が患者さんや医療従事者（医師、看護師）とのコミュニケーションの方法を学ぶための模擬患者（SP）と模擬医師（SD）をしていただける方を募集しております。模擬患者（SP）、模擬医師（SD）にご興味をお持ちの皆様方のご協力をお待ちしております。

模擬患者（SP）とは？

薬学生が患者さんとのコミュニケーションについて学ぶために、患者役になっていただける方のことです。模擬患者には、模擬患者と標準模擬患者があります。資格、経験は不要です。

1．模擬患者（Simulated Patient）

自由度が高く（アドリブ可）、接遇面にウエイトがおかれた模擬患者。

2．標準模擬患者（Standardized Patient）

シナリオに従って標準化された演技が必要（アドリブ不可）。医療者の評価に用いられます。

模擬医師（SD）とは？

薬学生が医療従事者（医師、看護師）へ適切な情報提供等を行うための技能、態度を身につけていることを評価するために、医師役になっていただける方のことです。模擬医師は、薬剤師または医師が担当することが、薬学教育協議会により規定されています（課題に、医療の専門的内容が含まれ、それらの理解が必要であるため）。

何をすればよいのか？

簡単なシナリオがあり、シナリオに沿った患者役、医師役をしていただきます。まず、簡単な説明会を受けていただきます。その後、ご参加いただける方には、講習会を行います。月に1回、平日又は土曜日の午後に2時間程度、場所は近畿大学東大阪キャンパスで行います。
患者役、医師役として、学生実習や薬学共用試験（OSCE）に参加していただきます。学生実習は、9月から12月の平日の午後2時間程度。薬学共用試験（OSCE）は、例年12月初旬の土曜日にほぼ1日患者役、医師役としてお手伝いしていただいています。