教員紹介

石川 文洋

石川 文洋
准教授
所属 薬学部 医療薬学科
薬学研究科
学位 博士(理学)
専門 生体関連化学
ジャンル 科学・技術/化学
コメント 有機化学を基盤に酵素機能の分子メカニズムを調べています。
このような情報をもとにして、天然にはない酵素機能や機能性化合物の創出、さらに、創薬への展開を目指しています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/f_ishikawa
メールアドレス ishikawa@phar.kindai.ac.jp

有機薬化学研究室

学歴/経歴

学歴

  • 2006年4月 - 2009年3月
    大阪府立大学大学院 理学系研究科
  • 2004年4月 - 2006年3月
    大阪府立大学大学院 農学研究科
  • 2000年4月 - 2004年3月
    名城大学 薬学部

経歴

  • 2023年4月 - 現在
    近畿大学 薬学部 准教授 (現職)
  • 2022年4月 - 現在
    同志社大学 嘱託講師 (兼任)
  • 2017年4月 - 2023年3月
    近畿大学 薬学部 講師
  • 2016年4月 - 2017年3月
    京都大学大学院 薬学研究科 助教 (特定) (掛谷秀昭教授)
  • 2011年12月 - 2016年3月
    京都大学学際融合教育研究推進センター 生理化学研究ユニット 助教 (特定) (掛谷秀昭教授)
  • 2010年4月 - 2011年11月
    カリフォルニア大学サンディエゴ校 生物化学科 博士研究員 (Prof. Michael D. Burkart)
  • 2009年4月 - 2010年3月
    大阪府立大学大学院 理学系研究科 博士研究員 (藤井郁雄教授)

研究活動情報

研究分野

  • ナノテク・材料, 生物分子化学
  • ナノテク・材料, 生体化学
  • ナノテク・材料, ケミカルバイオロジー

研究キーワード

ケミカルバイオロジー, タンパク質化学, 生物有機化学, 生合成, 天然物化学, 有機合成化学

論文

  1. Biosynthetic incorporation of non-native aryl acid building blocks into peptide products using engineered adenylation domains
    Fumihiro Ishikawa*; Maya Nohara; Akimasa Miyanaga; Satoki Kuramoto; Natsuki Miyano; Shumpei Asamizu; Fumitaka Kudo; Hiroyasu Onaka; Tadashi Eguchi; Genzoh Tanabe*
    ACS Chem. Biol. DOI: 10.1021/acschembio.4c00663  2024年  [査読有り]
  2. Proteolytic regulation in the biosynthesis of natural product via a ClpP protease system
    Fumihiro Ishikawa*; Chiharu Uchida; Genzoh Tanabe*
    ACS Chemical Biology  19  (8)  1794-1802  2024年  [査読有り]
  3. Probing for optimal photoaffinity linkers of benzophenone-based photoaffinity probes for adenylating enzymes
    Sho Konno; Fumihiro Ishikawa*; Hideaki Kakeya; Genzoh Tanabe*
    Bioorg. Med. Chem. 110, 117815. Special Issues “Current Japanese Pharmaceutical Chemistry”  2024年  [査読有り]

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書籍等出版物

  1. 非リボソームペプチド合成酵素のエンジニアリング: アデニル化酵素の厳密な基質選択性の制御 , 石川文洋 , 酵素工学研究会 酵素工学ニュース, 第92号, p17-22 , 2024年
  2. 非リボソームペプチドの多様性を構築するアデニル化酵素のエンジニアリング , 石川文洋 , 日本ペプチド学会 PEPTIDE NEWSLETTER JAPAN, No. 129, p1-4 , 2023年7月
  3. 大環状ペプチド人工生合成系を基盤とした生理活性中分子ライブラリーの構築 , 石川 文洋 , 新学術領域研究 (研究領域提案型) 生物合成系の再設計による複雑骨格機能分子の革新的創成科学「生合成リデザイン」 NEWS LETTER NO. 7, p4 , 2019年11月

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講演・口頭発表等

  1. 原核生物のタンパク質品質管理機構に関与する ClpP を利用した細胞内タンパク質の人為的分解制御 , 石川文洋 , 酵素2025第51回研究発表会 , 2025年11月
  2. 抗生物質 Acyldepsipeptide1 (ADEP1) による枯草菌 ClpP プロテアーゼの活性化機構の研究 , 石川文洋; 高橋幹士; 高屋明子; 田邉元三; 本間道夫; 内橋貴之 , 第98回日本細菌学会総会 , 2025年5月
  3. 2,3-ジヒドロキシ安息香酸選択的アデニル化酵素 EntE のエンジニアリングおよび非天然型ペプチド合成への応用 , 石川文洋; 野原麻耶; 宮永顕正; 倉本怜季; 宮野夏妃; 浅水俊平; 工藤史貴; 尾仲宏康; 江口正; 田邉元三 , 日本薬学会145年会 , 2025年3月

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MISC

  1. HFDP細胞増殖活性を有するインドールアルカロイドS,O-配糖体の合成と構造活性相関研究 , 鈴木璃子; 高島克輝; 芦立未奈; 丸本真輔; 石川文洋; 萬瀬貴昭; 森川敏生; 田邉元三; 田邉元三 , 複素環化学討論会講演要旨集 , 52nd (CD-ROM) , 2023年
  2. ACA-28とその誘導体ACAGT-007aはがん細胞におけるERK MAPKシグナルのさらなる活性化を介してアポトーシスを誘導する , 佐藤亮介; KHANDAKAR Golam Iftakhar; 石川文洋; 高崎輝恒; 田邉元三; 杉浦麗子 , 日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) , 45th , 2022年
  3. ワンポットS,O-グルコシド結合形成反応によるインドールS,O-ビスデスモシド,calanthosideの全合成 , 高島克輝; 浅井茜; 芦立未奈; 石川文洋; 丸本真輔; 森川敏生; 田邉元三; 田邉元三 , メディシナルケミストリーシンポジウム講演要旨集 , 39th (CD-ROM) , 2022年

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産業財産権

  1. 環状ペプチド化合物とそれを含む抗菌剤 , 田邉元三, 石川文洋

受賞

  1. 2023年7月, Back cover, Chem. Comm.
  2. 2021年10月, Organic & Biomolecular Chemistry, Outside front cover
  3. 2021年2月, 2021 RSC Advances HOT Article Collection

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 公益財団法人上原記念生命科学財団, 2024年度研究助成金, 細菌で機能する標的タンパク質分解技術の開発
  2. 公益財団法人 日本応用酵素協会 2024年度 酵素研究助成 研究助成金, 原核生物のタンパク質品質管理機構に関与する ClpP を利用した細胞内タンパク質の人為的分解制御
  3. 薬剤耐性機構を無効化する β-ラクタマーゼ分解誘導薬の開発研究

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