教員紹介

中山 隆志

中山 隆志
教授
所属 薬学部 医療薬学科
薬学研究科
学位 博士(薬学)
専門 免疫学、微生物学、化学療法学
ジャンル 医療・健康/医学
コメント 細胞遊走制御因子ケモカインはアレルギーなどの免疫疾患、感染症や癌の病態発症に重要な役割を果たすことが知られています。私達はケモカイン系を標的として免疫疾患、感染症や癌に対する新規創薬・ワクチンの開発を目指しています。
リサーチマップ https://researchmap.jp/read0066121
メールアドレス nakayama@phar.kindai.ac.jp

化学療法学研究室

学歴/経歴

学歴

  • - 2000年
    大阪大学 薬学研究科(論文博士)
  • - 2000年
    大阪大学 Graduate School, Division of Pharmaceutical Sciences
  • - 1992年
    京都薬科大学 薬学部
  • - 1992年
    京都薬科大学 Faculty of Pharmaceutical Science

経歴

  • 2012年 - 現在
    近畿大学薬学部 化学療法学研究室 教授
  • 2004年 - 2012年
    近畿大学医学部 講師 Faculty of Medicine
  • 1999年 - 2003年
    近畿大学医学部 助手 Faculty of Medicine
  • 1994年 - 1998年
    塩野義製薬医科学研究所 研究員

研究活動情報

研究分野

  • ライフサイエンス, 免疫学
  • ライフサイエンス, ウイルス学
  • ライフサイエンス, 分子生物学

研究キーワード

ケモカイン受容体, ケモカイン, Chemokine

論文

  1. Intratumoral delivery of a highly active form of XCL1 enhances antitumor CTL responses through recruitment of CXCL9-expressing conventional type-1 dendritic cells.
    Momo Kamei; Kazuhiko Matsuo; Yusuke Yoshida; Kaho Shimada; Mayuko Otsuki; Nao Fujimoto; Miho Ishibashi; Ying-Shu Quan; Fumio Kamiyama; Yuta Hara; Shiki Takamura; Takashi Nakayama
    International journal of cancer  154  (12)  2176-2188  2024年6月15日 
  2. C-C Chemokine 21-Expressing T-cell Zone Fibroblastic Reticular Cells, Abundant in Lymph Nodes, Are Absent in Cancer Lymphoid Stroma.
    Haruo Ohtani; Kazuhiko Matsuo; Kosuke Kitahata; Eiichi Sato; Takashi Nakayama
    Acta histochemica et cytochemica  57  (2)  67-74  2024年4月25日 
  3. CCL28: A Promising Biomarker for Assessing Salivary Gland Functionality and Maintaining Healthy Oral Environments.
    Yuichiro Kaibori; Saho Tamoto; Sayoko Okuda; Kazuhiko Matsuo; Takashi Nakayama; Daisuke Nagakubo
    Biology  13  (3)  2024年2月27日 

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書籍等出版物

  1. 新臨床腫瘍学 第4版.がん薬物療法専門医のために ”感染と発がん” , 中山 隆志 , 南江堂 , 2015年7月
  2. 新臨床腫瘍学 第3版.がん薬物療法専門医のために ”感染と発がん” , 中山 隆志 , 南江堂 , 2012年12月
  3. 臨床免疫・アレルギー科 サイトカインのすべて(完全改訂版) , 中山 隆志 , 科学評論社 , 2012年5月

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講演・口頭発表等

  1. ウイルス学的シナプス形成によるCCR4陽性T細胞選択的HTLV-1伝播はHTLV-1感染細胞でのTax依存的なFosB誘導性CCL22発現に起因する. , 樋口 智紀; 稗島 州雄; 中山 隆志; 義江 修 , 日本癌学会 , 2012年10月
  2. Fra-2-SOX4 oncogenic cascade plays a critical role in cell growth of CCR4+ mature T-cell malignancies , 樋口 智紀; 中山 隆志; 井上 暁子; 義江 修 , JSICR-MMCB2011 , 2011年5月
  3. Common oncogenic role of Fra-2 in mature T-cell malignancies expressing CCR4. , 義江 修; 中山 隆志; 樋口 智紀; 稗島 州雄 , Gordon Reserch Conferences , 2010年6月

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MISC

  1. CCR4阻害剤はTh2細胞とTh17細胞の浸潤と増殖を抑制することでアトピー皮膚炎様病変を改善する , 山下絢香; 松尾一彦; 須佐美陽子; 早坂晴子; 原雄大; 中山隆志 , 日本薬学会年会要旨集(Web) , 143rd , 2023年
  2. ケモカインCCL28を介したメラノーマに対する腫瘍免疫活性化機構 , 西田晃尚; 山本真也; 松尾一彦; 早坂晴子; 海堀祐一郎; 長久保大輔; 原雄大; 義江修; 義江修; 中山隆志 , 日本薬学会年会要旨集(Web) , 143rd , 2023年
  3. ケモカインCCL28はHippo経路を介して大腸杯細胞分化を誘導する , 海堀 祐一郎; 松尾 一彦; 中山 隆志; 長久保 大輔 , 日本生化学会大会プログラム・講演要旨集 , 95回 , 3P , 229 , 2022年11月

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産業財産権

  1. 肝臓疾患等の予防または治療剤のスクリーニング方法 , 中山 隆志, 義江 修, 九里 裕一
  2. 新規な脳特異的タンパク質およびそれをコードする遺伝子 , 桑島 吾郎, 矢追 毅, 中山 隆志

受賞

  1. 2011年, 日本インターフェロン・サイトカイン学会・マクロファージ分子細胞生物学国際シンポジウム, Excellent Poster Award

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, ケモカインCCL28の好酸球を介したメラノーマ腫瘍免疫における役割 , 近畿大学
  2. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, ケモカイン受容体CCR4のTh17細胞を介したグリオーマ腫瘍免疫における役割 , 近畿大学
  3. 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(C), 乾癬におけるケモカイン受容体CCR4を介したTh17細胞増殖の病理的役割の解明 , 近畿大学

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