教員紹介
- 杉浦 麗子
- 教授/所長
所属 |
薬学部 創薬科学科 薬学研究科 薬学総合研究所 |
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学位 | 博士(医学) |
専門 | ゲノム創薬、ゲノム薬理、細胞内情報伝達 |
ジャンル | 医療・健康/がん治療 |
コメント | がん化に関わる細胞内情報伝達の仕組みを遺伝子レベルで探り、副作用の少ない効果的な薬物を創製する。個人個人のゲノム情報に合わせた副作用の少ないテーラーメード薬物治療を開発する。 |
備考 | <報道関連出演・掲載一覧> ●2017/5/10 朝日新聞 皮膚がんの一種 メラノーマ撃退について ■2017/5/10 日本経済新聞 皮膚がんの一種 メラノーマ撃退について ●2017/5/10 読売新聞 皮膚がんの一種 メラノーマ撃退について ●2017/5/10 産経新聞 皮膚がんの一種 メラノーマ撃退について |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/read0052052 |
メールアドレス | sugiurar@phar.kindai.ac.jp |
学歴/経歴
経歴
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2020年10月 - 現在
近畿大学大学院 薬学研究科長 -
2004年4月 - 現在
近畿大学 薬学部 分子医療・ゲノム創薬学研究室 教授 -
2012年10月 - 2020年9月
近畿大学 薬学部 創薬科学科 科長
研究活動情報
研究分野
- ライフサイエンス, 薬系衛生、生物化学
- ライフサイエンス, 細胞生物学
- ライフサイエンス, 応用分子細胞生物学
- ライフサイエンス, 薬理学
研究キーワード
天然変性蛋白質, ストレス応答, 細胞死, ゲノム薬理学, ケミカルバイオロジー, 液ー液相分離, ストレス顆粒, カルシニューリン, 分裂酵母, 免疫制御, MAPキナーゼ, 細胞内輸送, RNA結合タンパク質, 分子遺伝学, タンパク質リン酸化, シグナル伝達, RNAバイオロジー, 転写制御, モデル生物, ゲノム創薬
論文
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Rcn1, the fission yeast homolog of human DSCR1, regulates arsenite tolerance independently from calcineurin.
Teruaki Takasaki; Asuka Bamba; Yuka Kukita; Aiko Nishida; Daiki Kanbayashi; Kanako Hagihara; Ryosuke Satoh; Keiichi Ishihara; Reiko Sugiura
Genes to cells : devoted to molecular & cellular mechanisms 29 (7) 589-598 2024年7月 -
Arsenite treatment induces Hsp90 aggregatesdistinct from conventional stress granules in fission yeast.
Naofumi Tomimoto; Teruaki Takasaki; Reiko Sugiura
Microbial cell (Graz, Austria) 11 242-253 2024年 -
ACA-28, an ERK MAPK Signaling Modulator, Exerts Anticancer Activity through ROS Induction in Melanoma and Pancreatic Cancer Cells.
Teruaki Takasaki; Yasuyuki Hamabe; Kenta Touchi; Golam Iftakhar Khandakar; Takeshi Ueda; Hitoshi Okada; Kazuko Sakai; Kazuto Nishio; Genzoh Tanabe; Reiko Sugiura
Oxidative medicine and cellular longevity 2024 7683793-7683793 2024年
書籍等出版物
- 図解腫瘍薬学 , 川西, 正祐; 賀川, 義之; 大井, 一弥 , がん特異的シグナル伝達 , がん特異的シグナル伝達 , 南山堂 , 2020年7月
- 酵母の生命科学と生物工学 : 産業応用から基礎科学へ (DOJIN BIOSCIENCE SERIES) , 原島 俊; 高木 博史 , 化学同人 , 2013年8月7日
- 岩波 生物学辞典 第5版 , 巌佐 庸; 倉谷 滋; 斎藤 成也; 塚谷 裕一 , 岩波書店 , 2013年2月27日
講演・口頭発表等
- バルプロ酸によるα-シヌクレインの毒性と凝集体形成への影響~α-シヌクレインと細胞内輸送機構・糖鎖修飾の関わり~ , 山田南; 杉本恵崇; 黒崎亮; 高崎輝恒; 佐藤亮介; 杉浦麗子 , 第46回日本分子生物学会年会 , 2023年
- RNA結合タンパクRnc1のストレス顆粒移行とリン酸化の関係 , 吉田展康; 川崎有紀; 原信樹; 佐藤亮介; 高崎輝恒; 杉浦麗子 , 第46回日本分子生物学会年会 , 2023年
- 新規抗がん剤候補化合物ACAGT-007aによるROSを介した細胞死誘導におけるDNA損傷応答タンパク質BRAT1の役割 , 田中達也; 佐藤亮介; 高崎輝恒; 杉浦麗子; 杉浦麗子 , 第46回日本分子生物学会年会 , 2023年
MISC
- バルプロ酸によるα-シヌクレインの毒性と凝集体形成への影響~α-シヌクレインと細胞内輸送機構・糖鎖修飾の関わり~ , 山田南; 杉本恵崇; 黒崎亮; 高崎輝恒; 佐藤亮介; 杉浦麗子 , 日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) , 46th , 2023年
- RNA結合タンパクRnc1のストレス顆粒移行とリン酸化の関係 , 吉田展康; 川崎有紀; 原信樹; 佐藤亮介; 高崎輝恒; 杉浦麗子 , 日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) , 46th , 2023年
- 新規抗がん剤候補化合物ACAGT-007aによるROSを介した細胞死誘導におけるDNA損傷応答タンパク質BRAT1の役割 , 田中達也; 佐藤亮介; 高崎輝恒; 杉浦麗子; 杉浦麗子 , 日本分子生物学会年会プログラム・要旨集(Web) , 46th , 2023年
産業財産権
- 抗腫瘍剤 , 杉浦 麗子, 村岡 修, 筒井 望, 喜多 綾子, 久能 樹 , 特許第6047309号
- キャビコール類縁体化合物およびMAPキナーゼシグナル伝達阻害薬 , 杉浦 麗子, 萬瀬 貴昭, 村岡 修, 吉川 雅之, 安原 智久 , 特許第5774049号
- 容器の栓体 , 石渡 俊二, 多賀 淳, 藤田 秀樹, 西田 升三, 喜多 綾子, 杉浦 麗子 , 特許第5716064号
受賞
- 2018年6月, 神戸大学, 優秀研究者賞
- 2004年3月, 上原記念生命科学振興財団, 上原記念生命科学振興財団 研究奨励賞
- 2001年, 日本薬理学会学術奨励賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), ERKの過剰な活性化を標的としたがん細胞特異的細胞死誘導機構 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 基盤研究(B), MAPキナーゼシグナル制御機構の解明とケミカルゲノミクスへの展開 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型), 多様性と非対称性を獲得するRNAプログラム研究の総合的推進