教員紹介
- 田中 博晃
- 准教授
所属 |
薬学部 教養・基礎教育部門 薬学研究科 |
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学位 | 博士 |
専門 | 英語教育 |
ジャンル | 社会/教育・学校・語学 |
コメント | 英語教育全般、および学習意欲について研究しています。他に質的研究や量的研究に関わる研究法についても研究しています。 |
リサーチマップ | https://researchmap.jp/hrtanaka |
メールアドレス | hrtanaka@phar.kindai.ac.jp |
研究活動情報
研究分野
- 人文・社会, 外国語教育
研究キーワード
動機づけ, 英語教育一般, 学習意欲, 個人差要因, 内発的動機づけ
論文
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オンライン授業でのアクティブラーニングの実践
近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編 12 (1) 63-72 2021年7月 [査読有り] -
「英語授業への動機づけ」と英語学習一般への動機づけ : 因果関係の検討
田中 博晃
中国地区英語教育学会研究紀要 36 41-48 2006年 -
「英語授業への動機づけ」の概念化 : 高校生を対象とした検討
田中 博晃
中国地区英語教育学会研究紀要 35 37-46 2005年
書籍等出版物
- VOAで深める医療の世界 , 田中博晃 , 2019年3月
- Medical Front Line(VOAで深める医療の世界自家版) , 田中博晃 , 2017年3月
MISC
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〈論文〉動機づけを高める語彙指導法の探索
, 田中 博晃 , 近畿大学教養・外国語教育センター紀要. 外国語編 = Kindai university center for liberal arts and foreign language education journal. foreign language edition , 7 , 2 , 93 , 102 , 2016年11月30日
概要:本論では日本人英語学習者を対象に,動機づけを高める語彙指導法の探索を行う。大学1年生17名に週2回4週間(計8回)で,語源を用いた医療英単語の教授活動を行った。その後,語源を用いた医療英単語学習の成果を自由記述形式の質問紙調査でデータ収集した。得られた質的データを自己決定理論に基づいてカテゴリー分けした結果,SDTが想定する3欲求(自律性,有能性,関係性)の内,自律性と有能性が動機づけを高める可能性が示された。特に学習者は〈記憶への定着の実感〉や〈意味推測能力の獲得〉という観点から有能感を獲得していた。そして,これらが〈自律的学習行動へのきっかけ〉や〈学ぶ楽しさの実感〉につながり,自律的学習行動を導いていた。これらを基に仮説的なモデルの提示を行った。著者専攻: 英語教育学 -
学生同士の教え合い学習授業:動機づけの観点から
, 田中博晃 , 中国語地区英語教育学会 , 46 , 89 , 98 , 2016年3月
概要:<p>The present study aimed to report the motivational effect of cooperative learning. Learning activities were constructed by applying principles of SSMMD (<i>self-system model of motivational development</i>). 18 Japanese EFL (English as a foreign language) university students who enrolled in a first-year English reading course participated in this study. The quantitative data were analyzed and the statistical results supported the motivational effect of cooperative learning.</p> -
自己決定理論における有能性の欲求の測定項目の検証 : 「課題準拠」と「過去準拠」の視点を用いて
, 田中 博晃 , 大学英語教育学会中国・四国支部研究紀要 , 11 , 102 , 111 , 2014年3月31日
概要:Elliot, McGregor, and Thrash (2002) proposed three components of the need for competence; that is, past-referential competence, task-referential competence, and other referential competence. The current study aims to generate the questionnaire about learner's task-referential competence and past-referential competence. 177 university students who were enrolled in a first-year English language course participated in this study. The questionnaires were administered three times (at the beginning, in the middle and the end of the semester). The data were analyzed by exploratory factor analysis. The results supported the validity of the scale.
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, オンライン講義での動機づけを高めるアクティブラーニング型授業の開発 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 内発的動機づけを高めるアクティブラーニング型授業の開発と効果検証 , 近畿大学
- 日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 質的研究による動機づけを高める方略の開発と応用:データベース化による教育支援研究